こんなところがあったの?!意外と知られていない○○
こんにちは!放課後ボランティアcompの岡崎です!
みなさん、「児童館」って知ってますか?
「聞いたことはあるけど、実際どんな施設なのか知らない」「何してるところかまではわからない」という声をよく聞きます。
そこで、今回は児童館について紹介します!
1.児童館とは?
児童館は子どもたちに遊びを与えて、健康で心を豊かにすることを目的とした児童福祉施設です。18歳未満の子どもたちを対象としており、『社会福祉施設等調査報告』によると、全国に4318ヶ所あります。
2.児童館の役割
『児童館ガイドライン』によると、児童館には5つの役割があります。
①発達の増進
子どもと長期的に関わり、遊びや生活から子供たちの発達を促進
②日常生活の支援
子どもたちの居場所となり、必要に応じて家庭や地域環境を調整
③問題の発生と予防・早期発見と対応
虐待など家庭が抱える可能性のある問題を予防しつつ、早期発見に努め、専門機関と連携
④子育て家庭への支援
子育て家庭に対して相談や援助を行い、子育ての交流の場を提供
⑤地域組織活動の育成
地域のネットワークの中心となり、地域の子どもを健全に育成
3.児童館での活動内容
厚生労働省によると活動内容は8つであるとしています。
①遊びによる子どもの育成
②子どもの居場所の提供
③保護者の子育て支援
④子どもが意見を述べる場の提供
⑤地域の健全育成の環境づくり
⑥ボランティアの育成と活動
⑦放課後児童クラブの実施
⑧配慮を要する子どもの対応
ただし、児童館によって活動内容はさまざまです。
例えば、京都市梅津北児童館では、地域の人に児童館について理解を深めてもらえるよう、児童福祉以外の部局とも連携して、有料ごみ袋の配布や納涼体験など幅広い事業展開を行っています。これらから、②子どもの居場所の提供、⑤地域の健全育成の環境づくり、⑦放課後児童クラブの実施において取り組みが行われています。
compでは、6月24日にスタディーツアーを開催し、児童館を訪問します!
ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?
参加はこちらから
→登録フォーム:スタディーツアー参加申し込みフォーム
【参考】
・厚生労働省 HP
・厚生労働省 「社会福祉施設等調査」(平成23年)
・厚生労働省 厚生労働省雇用機会均等・児童家庭局長 (平成23年)
「児童館ガイドラインについて」
・厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 育成環境課(平成25年)
「児童館実践事例集~「児童館ガイドライン」の活動内容に着目して~」