ボランティアとしてできること
- 堀田
- 2017年7月22日
- 読了時間: 3分
こんにちは!1回生の放課後ボランティアcompメンバーの堀田です!
私がROJEのcompに入ってボランティアをしようと思った理由は単純に子どもが好き、というものです。こんなことを言うのは恥ずかしいし本人には言えませんが、私にとって8歳年下の弟はかわいくて仕方ありません。
私の母親はPTAとして弟の小学校で様々なボランティア活動をしています。私も中学生くらいの時からよく母親について行って、小学校で読み聞かせをしたりしていました。もちろん中にはやんちゃな子やなかなか集中してくれない子もいましたが、終わってから「次いつ来るの?」と言ってくれたり、ハイタッチをしてくれるとやっぱり来てよかったな、と感じました。

何と言っても子どもはかわいいし、少しでも子どもに楽しみを感じさせてあげられたのかな、役に立てたのかな、と思うときにボランティア活動を行う意味を感じました。このような経験があったので、大学に行っても是非ボランティアは続けたいと思い、ROJEのcompに入りました。
私はcompでは児童館でのボランティアを定期的にやっています。初めて児童館ボランティアに行く前は、何の不安も感じていませんでした。弟に接するように児童館の子どもたちとも接し、同じような関係性を築けば良いと考えていました。
しかし、この考えはあまりにも楽観的でした。
実際に現場に行ってみると、当然ですが弟とは性格が全く異なる子どもたちばかりで、そんなに簡単に姉弟のような関係は築けないことに気が付きました。姉弟であればこっちも文句を言ったり声を上げて怒ったりできますし、ある程度は対等な関係を保つことができます。
しかし、児童館という場では、私は子どもたちにとってはあくまでも「先生」であり、完全に対等な関係を築くような立場ではありません。子どもたちの友達ではない以上、相手が規範から外れる行為をした場合は叱ってあげなくてはいけません。しかし、初対面の子どもをどう叱れば良いのかも分からないですし、児童館の職員さんもいらっしゃる中で、ボランティアという外部の人間がどれだけ首を突っ込んで良いのかも分かりません。

このときに初めて「ボランティア」という立場の難しさを感じました。一時は、本当にボランティアは必要なのか、と考えるまでに至りました。しかし帰り際に、「明日くる?」「家にかわいいピンがあるから、次来た時あげる!」と何人かの子どもに声をかけてもらい、子どもにとって自分はもう一度会いたい存在なんだな、と思えました。子どもがあまり考えずに発した言葉かもしれないけれど、その一言一言がものすごく嬉しかったです。
私が子どもたちにとって一体どう見えているのか、どういう存在であるのかはさっぱりわかりません。どういう存在であるべきなのかも正直よく分かりません。
しかし、ボランティアという曖昧な立場だからこそできることもあると思います。

ある時には友達、ある時にはお姉さんと、子ども一人ひとりにとってその時もっとも必要な存在になれればと思います。先輩方のお話もたくさん聞いて、子どもにとって「もう一度会いたい」存在から、「必要な」存在になれるまで、ボランティアを続けるつもりです。まだROJEに入ったばかりで経験も浅く、未熟な私ですが、ROJEの研修会やプログラムにたくさん参加し、またのちには研修会などを企画する側に立ち、ボランティアという存在について模索していきたいです。
また、私たちcompは様々なイベントを企画しているので、ぜひご参加ください!
直近のイベントとしては、
2017年8月9日(水)になつのサイエンスまつりを行います!!

小学生と一緒に科学の実験をすることで、理科や科学のおもしろさを教えましょう!!
大学生で理科が好きな人、子どもが好きな人、懐かしの自由研究気分を味わいたい人、ぜひご参加ください!!
申し込みは下のフォームからお願いします↓
Comments